webマーケティング 広告運用

web広告のメリット・デメリットを把握して売り上げUP!種類や選び方も

web広告メリット

web広告は媒体と種類選びが成功すれば、高い費用対効果が期待できます!
この記事では、web広告のメリット・デメリットや広告の種類、課金形式など、web広告を運用する上で必ず知っておきたい情報を簡単に解説しています。
複雑で難しそうなweb広告も基礎知識をおさえれば、格段に意味がわかるようになりますよ。

web広告とは

webディレクター

web広告とは、インターネットを通じて配信される広告全般のことを指します。
web広告は検索時に表示されるテキスト広告やwebサイトの画像広告、YouTubeで流れる動画広告など、種類はさまざまです。

web広告は、近年テレビ・新聞など四大マスメディアの広告費を追い越し、日本の広告費の中で最大の売り上げになりました。
この急成長には、インターネット利用が急激に増えたこととweb広告の費用対効果の高さが関係しています。

web広告は、インターネットの利点を生かしてこれまでにない広告運用が可能になっているのです。

web広告のメリット

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web広告のメリットはこの5つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

  1. ターゲットを絞れる
  2. 効果があるかわかりやすい
  3. 少額から始められる
  4. 短期間で効果が得られる
  5. テストしながら出稿できる

ターゲットを絞れる

web広告では、ユーザーの性別・年齢、検索履歴、web上の行動履歴などを使って細かくターゲットを絞れます。
これはテレビや雑誌などのマスメディア広告にはない大きなメリットです。

ターゲットを絞って広告を出すことで、興味を持ちやすいユーザーにピンポイントで訴求できます。
適切なターゲット層にアプローチできれば、少ない広告量でもクリック数や成約数を伸ばせますよ。

効果があるかわかりやすい

web広告は、広告に対するユーザーの動きが閲覧数・クリック数・購入数などで数値化できます。
数字で見ると、このようなデータが簡単に集められます。

  • どんなユーザーがクリックしているのか
  • どれくらいの割合で購入されているのか
  • どこで離脱しているのか

広告効果や課題がはっきりとわかるので、改善を重ねてどんどん効果的な広告が作れます。

少額から始められる

web広告はクリック数や表示回数によって少額の広告費がかかる仕組みです。
10万・100万単位の費用がかかるマスメディアに比べ、安いものなら100円から出稿できます。

少額な分、出稿数は少ないですが、ユーザーにピンポイントで刺さる広告を出せれば大きな効果も期待できますよ。
費用が上限に達すると自動的に終了する広告もあるので、予算を最大限に活かせます。

短期間で効果が得られる

web広告なら、インターネットを活用した高速PCDAサイクルで、短期間の広告効果アップを目指せます。

最初に思ったように効果が出なかったとしても、得られた数値データをもとにまた新しい広告を作成できます。
このスピード感は、テレビや新聞などのマスメディア広告では出せません。

テストしながら出稿できる

web広告の中には、配信中に広告内容を変更できるものもあります。
運用中に改善できる広告なら、現時点でのデータを見ながらすぐに次の広告が出せます。

さらに初期段階でよく行われるのが「ABテスト」という2つ以上の広告を同時に出して効果を比較するテストです。
ABテストをすることで広告の方向性が決まり、より効果的な広告運用ができるようになります。

web広告のデメリット

しんどい

次にweb広告のデメリット3つを紹介します。

  1. 知識がないと運用が難しい
  2. 商材によっては制限がある
  3. 設定が大変

知識がないと運用が難しい

web広告はとにかく種類が多く、それぞれの広告に得意分野があります。
たとえばリスティング広告はすでに商品を知っている層へのアピール、SNS広告は若者へのアピールが得意です。

web広告を効果的に運用するには、得意なユーザー層や出稿方法、費用など深い知識理解が必要になります。

商材によっては制限がある

web広告の媒体には、媒体ごとに「広告掲載ポリシー」が定められています。
例として、Yahoo!の『掲載できない広告』を見てみましょう。

  • 誹謗中傷するもの、名誉毀損するもの
  • 著作権や商標権などを侵害するもの
  • セクシュアルハラスメントとなるもの
  • サービス、商品の内容が不明確なもの

一般的にこうした広告はどの媒体でも掲載できません。
ただし微妙なラインのものは、媒体によって判断が異なる可能性があります。

契約前には各媒体の「広告掲載ポリシー」をよく確認しましょう。

設定が大変

広告配信には、広告料金、成果(コンバージョン)、キーワード、キャンペーンなど設定することが山積みです。

最近はAIが自動で設定してくれるものも増えましたが、AIの設定が間違っていると運用がうまくいきません。
配信設定は最終的に人の手で行うのが効率的ですが、なかなか大変です。

web広告の種類と特徴

SNS広告

web広告にはさまざまな種類があり、現在も多様化を続けています。
ここでは12種類のweb広告を簡単に見ていきましょう。

リスティング広告(検索連動型広告)

Googleなどで検索したとき、上下に「広告」と表示されるのがリスティング広告です。
検索ワードやユーザー層に合わせて広告が出る仕組みになっています。

同じワードで広告を出したい人が複数いる場合は、オークション形式で最も出資金が多かった人の広告が表示されます。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告はwebサイトに表示される画像や動画形式の広告です。

幅広いユーザーにアプローチできるのが特徴で、商品やサービスの認知を高めるのに適しています。
アプリにも出稿できるので、たくさんのユーザーの目に留まるのが特徴です。

クリック数で広告費が決まる仕組みになっていて、数百円〜数千円で出稿できます。

リターゲティング(リマーケティング)広告

リターゲティング広告は、広告主のサイトに訪れたユーザーを離脱後も追跡して、他サイトで再度広告を出すシステムです。
通販サイトで見た商品が別のサイトの広告欄で表示されるのは代表的なリターゲティング広告ですね。

購入まで至らなかった商品を再度提示することで、再訪問や購入につなげるねらいがあります。

SNS広告

TwitterやInstagram、FacebookといったSNS媒体を使った広告のことをSNS広告といいます。
SNS広告は年齢・性別などの登録情報を使って特定のユーザー層にアプローチできるのが特徴です。

SNSは「購入まではしないけど興味がある」というユーザー層が多いので、認知度アップやブランディングに適しています。
出稿料は広告の種類や媒体、サービスによって異なります。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、アフィリエイターがブログやwebサイト、メールに広告のリンクを貼り、クリックや購入などのアクションがあると広告費が発生します。

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録が必要で、ASP内のアフィリエイターと契約して広告リンクを入れてもらいます。
成果が出てはじめて報酬が発生するシステムなので、費用対効果は高いです。

動画広告

動画広告は、web広告の中でも最近とくに売り上げを伸ばしている広告です。
主にYouTubeやインスタストーリーなどのSNSで流れています。

映像を使ってわかりやすく伝えられるのが特徴で、テキストや画像よりもインパクトが出せます。

動画広告は1再生数につき50円ほどと、広告費はそこまで高くありません。
しかし動画広告の製作費にかなりお金がかかります。

メール広告

メール広告は、新商品やキャンペーン紹介などの情報を記載したメルマガ配信のことです。
メール広告には主に2つの種類があります。

  • 文章のみのテキスト形式
  • 画像の入れ込みや文字加工ができるHTML方式

HTML方式の方が値段がかかりますが、画像や文字装飾を使った見やすい画面にできるのでより高い広告効果があります。
ユーザーはすでに購入意欲のある人が多いので、売り上げにつながりやすいのも特徴です。

純広告

純広告は媒体にある広告枠を買い取って広告を表示するものです。
契約期間中はずっと同じ広告が表示されるので、幅広いユーザーの目に留まって商品やサービスの認知度を高めてくれます。

そのためサイトトップなど目につきやすい場所ほど広告費が高額です。

記事広告

記事広告は雑誌メディアに依頼してPR記事を一緒に制作し、掲載してもらう広告形式です。
別名タイアップ記事とも呼ばれます。

ファッションメディアや美容メディアなどには、特定のジャンルに関心のあるユーザーが集まっています。
掲載メディアのユーザーに合わせて記事広告を打てば、すでにターゲティングできているので多くのユーザーに読んでもらえます。

音声広告

音声広告はストリーミング配信やインターネットラジオで流れるCMのことです。
Spotify、radiko、ポッドキャストなどの配信サービス内で流れています。

音楽やラジオの間に自然に流れてくるので不快に感じづらいのが特徴です。
音声広告は幅広い層にアプローチできるので認知度アップやブランディング効果があります。
またユーザーの性別・年齢・現在地などで絞り込んで広告を打つことも可能です。

リワード広告

リワード広告は、リンク先のアプリのインストールや商品購入で広告費が発生するシステムです。
これはアフィリエイト広告の一種で、アプリに特化したものを指します。

動画形式のものが多く、動画内で実際にアプリを動かせるのが特徴です。
リワード広告を打つことで、アプリインストール数を増やし、ランキング上位表示がねらえます。

インフルエンサー広告

インフルエンサー広告はTwitter、Instagram、YouTubeなどでインフルエンサーが商品をPRするものです。
最近は広告を嫌って非表示にするユーザーが多いですが、インフルエンサーのPRなら見る(読む)ユーザーが増えています。

インフルエンサー独自のコンテンツでユーザーの興味を惹きつけられるので、通常の広告より影響力が強いです。

web広告の主な課金形式

収益化

web広告の課金方式は主に7種類です。
費用がかかる仕組みがそれぞれ異なるので、しっかりチェックしておきましょう。

インプレッション課金型(CPM)

1000回表示されると費用が発生します。
表示回数によって一定額の広告費がかかるシステムだから予算管理がしやすいのが特徴です。

クリック課金型(CPC)

広告がクリックされるごとに費用が発生します。
媒体や広告形式などによって1クリックの価格が決まっています。

リスティング広告でよく使われる形式です。

動画視聴課金型(CPV)

動画広告が15秒以上〜最後まで視聴されるごとに費用が発生します。
表示後すぐスキップされるものは課金されないので、ある程度興味があるユーザーに訴求できます。

インプレッション(表示数)保証型

契約時の表示数に到達するまで広告掲載し続けられる形式です。
期間中に表示数が満たなかった場合は延長もできます。
予算が事前に決定するので予算管理がしやすいです。

期間保証型

広告の掲載期間に応じて費用が発生します。
広告費が変動することがないので、予算管理が簡単です。

ただし効果が低い広告枠でも契約期間中は掲載し続ける必要があります。

成果報酬型

配信時に設定した目標を達成するとそれに応じて費用が発生します。
アフィリエイト広告で使用される形式です。

配信数型

メルマガやLINE@に多く使われる形式で、配信数に応じて費用が発生します。
配信数が多いほど費用がかかる仕組みです。

web広告の選び方

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最後に「種類豊富なweb広告をどう選んだらいいのか」について2つのポイントを紹介します。

ターゲットが利用する媒体を選ぶ

web広告の媒体にはそれぞれ得意なユーザー層があります。
Instagramは20代女性、Facebookは30代男性、Googleなら検索ワードに興味があるユーザーが集まりやすいです。

広告のターゲット層を明確にし、ターゲットが何を多く利用しているのかしっかりリサーチしましょう。

出稿する目的から選ぶ

web広告の種類によって、ねらえる効果はさまざまです。

  • 認知度アップが得意…ディスプレイ広告、動画広告、記事広告
  • 購入・利用につなげやすい…アフィリエイト広告、リワード広告
  • 再訪問に誘導できる…リターゲティング広告

まずは広告予算と「この広告で目指すゴール」を確定させましょう。
その上で目的と予算に合った広告媒体を選択できれば、適切なユーザーに商品・サービスを届けられます。

web広告のメリット・デメリットを把握して売り上げにつなげよう!

web広告にはさまざまな種類があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
誰でも安く簡単に始められますが、実際の運用や広告効果を考えると手間が多いのが事実です。

少ない費用でも効果を出したいなら、web広告の知識理解や広告運用スキルは欠かせません。
web広告を出したいと考えている人は、ぜひ今回紹介したことを参考にしてみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

Hiroki

都立大(首都大)→株式会社バイオフィリア D2CスタートアップでSEOメディアとweb広告運用してます。 webマーケティングの知識経験を発信中。

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