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広告運用がしんどい、辛いと言われる理由を経験者が語る

しんどい

みなさん広告運用職にどのような印象をお持ちでしょうか。
中にはしんどいや辛いと聞いて、マイナスなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

今回は広告運用を経験している筆者が、広告運用をしていてしんどかったことを共有していきたいと思います。

広告運用がしんどいと言われる理由【体力面】

広告用語

仕事量、残業が多い

クライアントの獲得から戦略設計、実際の運用まで、広告運用と言ってもその業務は多岐にわたる事が多いです。
また、広告運用者は一人のクライアントを担当するのではなく、複数のクライアントを同時並行で対応します。

そのため、業務量が多くなることは必然であり、残業することも多々あります。

細かい調整が必要

キーワードや予算などの調整を管理画面を通じてひたすら行います。
予算の設定のミスや狙い目のキーワードで広告が表示されていないなどのミスは、売り上げに大きく響き、大きな損失を出してしまうこともあります。

毎日試行錯誤して、運用方法の改善を行っていく事が主な仕事です。
そのため地味な仕事が多く、地道な試行錯誤が苦手な方にはしんどい仕事になるでしょう。

また、クライアント企業のイベントやキャンペーンに合わせて広告の内容を変更することもあり、臨機応変な対応を求められます。

専門用語などに慣れが必要

広告運用には専門用語が多く、業務中でも普通にやりとりとして使われます。
慣れるまではこの専門用語が何を示しているのかを逐一把握していくのがとても大変です。

また、管理画面の設定方法やツールの使い方なども慣れが必要で、慣れないうちはとても時間がかかってしまいます。
慣れれば簡単なのですが、慣れるまではしんどい思いをする印象があります。

広告運用がしんどいと言われる理由【精神面】

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結果が数字で表れる

広告運用は結果がすぐに数字で表れます。
SEOなどの結果がすぐにでない特性の施策と違い、広告はお金を払って広告を表示し、顧客がクリック、購入するかをすぐに確認する事ができます。

そのため、結果がでないと精神的に辛いものがありますし、クライアントに結果をアピールするためにも、しっかりと数字を追いかけていかなければなりません。

頑張ったから報われるわけではない

広告運用で顧客を獲得する過程で、予想外や解決困難な要因が発生することがあります。
例えば、

  • 競合の広告費予算が多く自分達の広告が表示されない
  • 季節要因
  • 世の中のトレンド

などが挙げられます。

このような状況下ではどれだけ頑張っても結果を出すことが難しいです。
また、急にこのような環境下になると突然数値が悪くなることもあります。

急に数値が悪くなると精神的にダメージもきますし、今までの頑張りが否定された気分になります。

予測困難な要因やトレンドに柔軟に対応し、対策を練っていく必要があります。

広告運用にやりがいを感じた時

広告2

結果が出せた時

自分の仮説検証や試行錯誤が功を奏し、数値が改善された時はとても達成感がありますし、やりがいを感じる事ができます。
地道な改善をコツコツ積み上げてきたからこそ、得られる達成感は半端じゃないです。

また、施策がハマると予想以上に数値が伸びることがあり、そのような予想外なラッキーも広告運用に魅力を感じるときの一つです。

売り上げが上がったとき

自分達の努力でクライアントさんの売り上げが上がり、それによってクライアントさんからもっと予算を追加してもらえたときにとてもやりがいを感じます。
自分達の頑張りがクライアントさんから認めてもらえ、感謝してもらえることは何事にも代え難い喜びがあります。

また、会社の売り上げに貢献でき、社内での評価が上がるときにモチベーションがとても上がります。

広告運用に向いている人

学生3

数字に強い人

web広告運用は日々数字を見てそれの原因追求、改善の繰り返しです。
そのため、数字を扱うことは必須です。

数字や学生時代に数学が好きだった人には向いている可能性が高いです。

SNS、インターネットが好きな人

出稿媒体であるSNSやインターネットそのものが好きな人にはとても向いていると思います。
出稿媒体の仕組みやユーザーの動きをしっかりと把握しておく必要があるので、SNSやインターネット好きにはたまらない仕事になるでしょう。

好奇心旺盛な人

web広告は新しい機能や仕様が加わる事が多いため、常に臨機応変に対応することが求められます。
SNSのアップデートが良い例です。

変化を楽しめる人や、好奇心を持って情報収集できる人が活躍しやすいです。

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広告運用に携わるには

リモート

転職する

転職エージェントを使って転職してみましょう。
転職エージェントに登録すれば、担当者が手厚くあなたをサポートしてくれます。

エージェントには複数社登録し、自分にあった案件を見逃さないようにしましょう。

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webマーケティングスクールに通う

webマーケティングスクールに通い、転職するという方法もあります。
web系に経験が全くない方や、自分に広告運用が向いているか確認したい方はwebマーケティングスクールをおすすめします。

webマーケティングスクールではカウンセリングや無料体験を行っているため、自分に向いているかを確かめるにはぴったりのサービスです。

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広告運用が自分に向いているか考えよう

広告運用は地道な仕事で、結果が明確にでてしまうため、体力的にも精神的にもしんどい側面があります。
そのため、辞めたいや辞めとけと言われることが多いのでしょう。

また、広告代理店のイメージは華やかで活気のある雰囲気であることが多いですが、その雰囲気とのギャップは否定できません。
広告運用を始めたい方はまず自分にあっているかをしっかり考えましょう。

そして、チャレンジしたいと感じたら、転職を検討してみたり、webマーケティングスクールに通ったりして、広告運用者としてのキャリアをスタートさせてみてください。

  • この記事を書いた人

Hiroki

都立大(首都大)→株式会社バイオフィリア D2CスタートアップでSEOメディアとweb広告運用してます。 webマーケティングの知識経験を発信中。

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