ご覧頂きありがとうございます。
D2CスタートアップでWEBマーケティングを担当しています。
今回はオウンドメディアのCV数を2倍近くまで伸ばすまでにしたことを記していきたいと思います。
私の実績
私はこのブログや学生時代にインターンをさせていただいていた会社でSEOを勉強していました。
現在勤めている会社では2022年の1年間でCV数60件→120件程度の2倍まで伸ばすことができました。
※2023年4月現在
まだまだ伸ばしていきますし、このブログも随時更新していきます。
D2C、通販企業がオウンドメディアを運用するメリット
実際会社でオウンドメディアを運用していて、以下の点で優れていると感じました。
獲得顧客のLTVが高い傾向にある
広告のように無理やり表示させるのではなく、検索経由で記事を閲覧してくれたユーザーがそのまま購買につながります。
そのため、商材と親和性の高いお客様が多いからか運用型広告よりもLTVが高い傾向にあります。
CVが積み上がっていくため、CPAは安くなっていく
記事を増やせば増やすほど、CV数は積み上がっていくため、記事更新にかかるお金が一定だとすると、CPAは安くなっていきます。
弊社の事例だと現在CPAは500円程度で獲得できていて、激安です。
D2C、通販企業がオウンドメディアを運用するデメリット
デメリットはオウンドメディアで伸ばすために時間がかかることです。
SEOは上位表示されるまで時間がかかるため、仕方がありません。
そのため、最初はアクセスが増えず、CVもなかなか増えません。
運用型広告の方がCV数ではインパクトがあるため、優先順位が下がりがちではあります。
オウンドメディアで伸びた施策を紹介
ここでは実際に運用していて良かった施策を紹介します。
キーワードは検索ボリュームではなく、キーワードの性質で選ぶ
キーワードは検索ボリュームの高い順に書いていくというのがSEOの基本ではありますが、CV数を伸ばすことが目的の場合、CVしやすいキーワードの性質を見極めて記事を書いていくことが効率的です。
キーワードによって、集まるユーザーの質が違い、検索ボリュームが大きいキーワードでも全然CVしなかったり、CVしてもLTVが低いことがあります。
そのため、そのようなキーワードを狙った記事でCVしているかをしっかりと分析しましょう。
オファーのバナーを設置する場所を工夫する
自社商品購入のためのオファーのバナーは必ず入れるべきで、私は記事のファーストビューの下と記事の段落の途中に入れていました。
記事のファーストビューに入れることで、すぐにユーザーに自社商品の存在を認知させることができ、CV率も上がります。
また、記事途中に入れる場合はただバナーを張るだけではいけません。
しっかりとその商品繋げる誘導文を書いてあげることによって、 CTR、CVR向上が見込めます。
オウンドメディアにどのくらい費用をかけられるか
オウンドメディアを運用していても、赤字になってしまっては仕方がないですよね。
ではどのように予算を決めれば良いのでしょうか。
私が実際にしていた計算は、運用型広告の目標CPA×月間件数で決めていました。
例えば月に100件獲得で、CPAが3000円だとすると100×3000=30万円までかけられるというふうになります。
参考にしてみてください。
D2C、通販企業はオウンドメディアで効率よく新規顧客を獲得しよう
いかがでしたか。
SEOはオワコンと言われていますが、獲得をメインに考えるとまだまだ攻略余地がありそうな媒体かなといった印象です。
皆さんもぜひオウンドメディアで新規顧客を開拓してみて下さい!