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web広告運用は激務か?大手ベンチャーそれぞれ赤裸々告白!

web広告激務

web広告運用は「激務だ!」とよく言われますが、本当にそうでしょうか?

自分はwebマーケターとして大手・ベンチャーの両方で勤務経験があります。

この記事では自分の経験をもとに「web広告運用の仕事は本当に激務なのか」を解説しました。

webマーケターの実際の仕事内容が気になる人は、ぜひ目を通してみてください。

web広告運用が激務だと言われる理由

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web広告運用の仕事が激務だと言われる理由は、主にこの3つです。

  • 仕事の幅が広い
  • 人が足りていない
  • 頑張っても成果が出るとは限らない

仕事の幅が広い

web広告運用の仕事は大きく分けて4つあります。

  1. クリエイティブ作成
  2. 入稿、ターゲティング設定
  3. 調整
  4. レポート作成、分析

この仕事は一度やったら終わりではありません。
クライアントとの契約が終了するまで永遠に行います。

web業界はトレンドの移り変わりも激しいので、週単位でのクリエイティブ変更もあります。

広告成果を確認して新しい広告を作成・出稿して…というのをずっと続けるのがwebマーケターです。

こうして見ると随分たくさんの仕事を担っていることがわかりますね。

人が足りていない

web広告運用の仕事は、基本的に1人で何社も掛け持ちします。

これは、広告主の数に対してwebマーケターが不足しているからです。

中小企業なら1人数社ですが、大手では1人で何十社と担当することもあります。
こうなったら激務は避けられません。

今はweb広告業界が急成長しているので、今後も大手にはクライアントが殺到すると考えられます。

頑張っても成果が出るとは限らない

web広告の運用は「とりあえず頑張れば成果が出る」というものではありません。

頑張る方向を間違えれば、全く成果につながらないこともあります。

成果が出る流れを発見できれば早いのですが、そうなるまではどうしても仕事量が多くなるでしょう。

またいまいち成果が出ないのには、こんな理由もあります。

  • 高額すぎる・売れにくい商品を扱っている
  • クライアントの予算の関係で十分な対策が打てない

この場合成果が出ないのはwebマーケターのせいではありません。

しかしそれを理解していないクライアントからは、当然のように「結果」を求められます。

こんな状況になると、運用の勝ちパターンを見つけられずに負のループに陥ることも考えられます。

何とか成果を出すまでは残業続きになってしまうかもしれませんね。

web広告運用は激務か?経験談を語る

web広告業界

ここで、大手とベンチャー両方でweb広告運用を経験した筆者がその経験談を語っていきたいと思います。

大手

自分のいた会社は福利厚生がしっかりしていて、月の残業時間に制限がありました。
しかし、広告運用はやることが多く、多い時で残業も2〜3時間はしていました。

休みの日はしっかりと取れていたので、時期によって激務か否か決まるという感じです。
また、研修がしっかりしているため、ある程度確立されたノウハウを教えてもらうことができます。

ベンチャー

ベンチャーでは基本的にやることがたくさんあるため、仕事が終わるという概念がありません。
そのため、結果を出すため、売上をあげるためにやれることをやるというスタンスです。

筆者が勤めている会社は、深夜まで働かされるということはありませんが、仕事が終わるのは夜遅いことが多いです。

また、研修はないため自分で考えて調べながら仕事をします。
社長などの決済権者の近くで働けるため仕事を頑張りたい、成長したいと考えている方に向いていると思います。

web広告運用の仕事内容

広告運用仕事内容

次にweb広告運用の仕事内容を紹介します。

  • クリエイティブ作成
  • 入稿、ターゲティング設定
  • 調整
  • レポート作成、分析

それぞれ簡単に見ていきましょう。

クリエイティブ作成

広告のテキストやコピー、バナー画像などを「クリエイティブ」といいます。

こうしたクリエイティブの作成もweb広告運用の仕事です。

ただしすべて担当せず、webデザイナーやコピーライターに任せることもあります。

webマーケターがどこまで担当するかは会社の体制によるところが大きいです。

入稿、ターゲティング設定

完成したクリエイティブを広告媒体へ入稿します。

このとき入稿だけでなく、どんなユーザーへ配信するかの設定も行います。

入稿する媒体が複数ある場合は、それぞれ作業内容が変わるので大変です。

入稿画面の仕様に慣れるまでは少し時間がかかる作業かもしれません。

調整

広告を出してからは、運用する中で配信アカウントの調整などを行います。

この作業は広告運用の成果を左右する大事な作業です。

適切なアカウントに配信されていないと、広告効果が下がるだけでなく、予算の無駄遣いにもつながります。

予算内で求められる成果を上げるためには、毎日のチェックと調整が欠かせません。

レポート作成、分析

週ごと、または月ごとに運用の成果などをまとめたレポートを作成します。

このレポートはクライアントへ予算に対してどれだけの効果が合ったか報告するものです。

レポートの内容を踏まえ、次にどんな対策を行うか決定します。

決まった期間でレポートを作成・分析することで、より効果の高い「勝ちパターンの広告」を作れます。

web広告運用でしんどいこと

ASP

世間的にweb広告運用は「しんどい」「激務だ」と言われます。

残業時間が長い、仕事が細かい、結果が露骨に表れる、などマイナスな面を上げていくとキリがありません。

自分が思うに、web広告運用は人によっては本当にしんどいです。

しかし合う人がやれば、楽しくてやりがいを感じられる仕事であるとも思います。

web広告運用でしんどいことをより詳しく知りたい人はこの記事を読んでみてください。

現役webマーケターが実際にしんどいと感じたことを解説しています。

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web広告運用に向いている人

webディレクター

web広告運用に向いている人の特徴は主に3つです。

  1. 数字に強い
  2. SNSやインターネットが好き
  3. 好奇心が旺盛

web業界はトレンドの移り変わりが早いので、新しいものを積極的に取り入れられるかが重要なポイントになります。

この記事では他にもweb広告運用で必要なスキルも紹介していますよ。

もし当てはまっている点が多いなと感じたなら、あなたにはweb広告運用の素質があります。

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web広告運用者の年収

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実は、webマーケターの年収は平均年収より少し高めです。

この秘密は、webマーケターの需要が高く業界全体で人手が不足していることにあります。

つまりwebマーケティング業界では、経験が浅くても実力さえあれば稼げるのです。

今後web広告業界はさらに成長していくことが予測されています。

webマーケターのニーズがなくなることはないので、未経験からでもチャレンジできますよ。

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web広告運用は会社によっては激務!適性があるかが重要!

web広告運用の仕事が「激務」と言われるのは、単純に仕事量が多いためです。

しかしその仕事量も会社や個人によって異なります。

また運用の仕事が楽しいと思える人なら、そこまで「しんどい」と悩み続けることもないでしょう。

これからwebマーケターを目指すなら、会社・職種はしっかり適性を見てから選ぶことをおすすめします。

webマーケティングを始めるなら、webマーケティングスクールがおすすめ

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お金はかかりますが、独学する時間や労力を考えると圧倒的にwebマーケティングスクールの方がコスパがいいです。

webマーケティングスクールは専属のメンターがついてくれるため、IT初心者であっても、挫折せずにwebマーケティングスキルを身につけることができます。

また、あまり知られていませんが、独立したら大幅収入アップも見込めるため、webマーケターは今とても狙い目です。

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  • この記事を書いた人

Hiroki

都立大(首都大)→株式会社バイオフィリア D2CスタートアップでSEOメディアとweb広告運用してます。 webマーケティングの知識経験を発信中。

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