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新卒1年目でwebマーケティング系大手からベンチャーへ転職してみた。

新卒1年目で転職

新卒で会社を辞めるのってとても勇気が入りますよね。
キャリアに傷がつくとか、様々なリスクがあることも事実です。

そこで今回は、筆者が新卒1年目で入った会社を8ヶ月で辞めた理由や経緯、転職先の見つけ方について発信していきたいと思います。
現状の職場に不満を持っている方、転職を考えているが勇気が出ない方の参考になれば幸いです。

新卒1年目で大手webマーケティング企業を辞めた理由

学生3

ベンチャー企業の方が実力がつくと感じたから

自分は学生時代にベンチャー企業で1年ほどインターンとして働いていました。
その時の働き方と大手企業の働き方を比べると、ベンチャー企業で働いた方がビジネス戦闘力が上がりやすいと感じたためです。

具体的に説明すると、大手企業の業務内容は若手のうちはいわゆる下積み仕事でサイトの確認作業やルーティーンワークをいかに正確にこなすかが求められます。

一方でベンチャー企業ではとにかく粗利を稼ぐ、事業を進めることが優先されます。
そのため、人手が少ないこともあり、学生インターンであろうが売り上げやサイトの重要なポジション、あるいはそれに近い場所で責任感とプレッシャーを背負って働くことになります。

20代の数年間を下積みで過ごすか、責任感のある環境で過ごすかで今後の人生がかなり変わってくるだろうと予測できたので、1年目ですが、ベンチャー企業への転職を決めました。

また、自分の言いたいことを代弁してくれている動画がありますので、以下の動画を視聴することをおすすめします。

自分のやりたい仕事に辿り着くまでに時間がかかると感じたから

自分はwebマーケティングの領域でも広告やSEO系の仕事に興味があると入社当初から伝えていました。
しかしながら、その意向があまり反映されることがなく、いつになったら希望の仕事につけるのか疑問や不安がありました。

大きな組織のため、自分勝手に異動させてくれということも難しいですし、お金をいただいている以上、不本意な仕事でもしっかりとこなしていく必要があります。
組織の意向を待つくらいであれば、自分で環境を変えてしまおうと考えたのが理由の二つ目です。

大手企業の仕事の進め方が合わないと感じたから

これは個人の感覚によるものが大きいですが、大手企業はミスなく忠実に仕事をこなしていくという風潮が強く、組織の決まり事も多くあり、窮屈さを感じていました。

具体的には、以下の通りです。

  • セキュリティ上で使って良いアプリが決められている
  • 業務ごとに稼働時間が決められている
  • 申請しなければならないタスクが多く大変

会社の売り上げを上げるためなら何でもやっていいというような、がむしゃらにコミットして結果を出すような仕事の仕方を望んでいたため、このような組織体制は合わないなと感じていました。

新卒1年目で会社を辞める時の注意点

転職

次の仕事が決まってから辞める

今の仕事がつまらない、やりたいことと一致しないからといって勢いで辞めることはとても危険です。
なぜなら、仕事をやめても次の仕事が得られる保証はなく、新卒1年目など若ければ尚更です。

仕事を辞める目的は次の充実した職場環境を手に入れるためであって、勢いでやめて収入が途絶えたことによる焦りから、納得のいかないところへ就職してしまっては元も子もありません。

必ず次の納得する転職先を見つけてから退職しましょう。

自分の中でしっかりと理由を述べられるようにしておく

「なんとなくだるいから」のような抽象的な理由だと当然ながら社内の人間を納得することはできません。
論理的にしっかり筋の通った退職理由を考えておきましょう。

実際に自分は退職の意向を伝えてから、年齢が2回りほど離れている年上の方々と面談を繰り返し、退職理由について聞かれ、引き止めのお言葉をいただきました。
この時も自分の中でしっかりと気持ちが言語化できていないと、相手を納得させる事ができなかったり、判断が揺らいでしまう事があると思います。

本当に退職したのであれば、しっかりと自分の気持ちを整理しておきましょう。

上司への報告は慎重に

社内の人間は退職させたくない気持ちがあるため、時には上から退職を説得されることもあると思いますが、相手には常に下から低姿勢で接した方が良いです。
少しイライラする場面でも、退職するまでは会社にいるため、必要以上に相手を怒らせたり、自分が不利になるような振る舞いは避けるべきです。

新卒1年目でも転職先を探す方法

転職エージェント2

wantedlyのスカウト

wantedlyという採用のSNSに登録していると、スカウトを受けることがよくあります。
自分が今までやってきたことや副業での成果をアピールしてみてください。

また転職の意思をプロフィールで表現しておくのも一つの手です。
自分はスカウトを2ヶ月間で20社ほどからいただいた経験もあります。

スカウトされた企業は積極的に人材を探しているため、採用確率も高いと言えます。
ベンチャー企業が登録している事が多いため、ベンチャー企業への転職を考えている方は登録しておくことをおすすめします。

知り合いからの誘い

稀かもしれませんが、知り合いから誘われることも転職するきっかけになります。
学生時代や社会人生活で人脈を広げておくことも重要なポイントになります。

外部に同じ業界の知り合いがいると自分の状況を客観的に見れる良い機会になり、転職すべきかどうかの判断を自分一人でしなくても良くなります。
学生時代にインターンや社会人になってからもSNSなどを通じてつながりを作っておくと何かと有利に働くでしょう。

転職エージェント

どうしても転職したい場合は転職エージェントに登録してみてください。
条件や給与で仕事を選ぶ事ができ、担当者が丁寧にあなたのキャリアについて考えてくれます。

転職エージェントには複数媒体登録し、良い求人を見逃さないようにしましょう。
おすすめの転職エージェントは以下に掲載しておきます。

転職エージェント1
webマーケティングに強い転職サイト・エージェント7選

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新卒1年目の転職は慎重に

新卒1年目の転職は慎重に行いましょう。
自分は環境を変えなければ長い目で見た時に、後悔すると感じたため転職しました。

決して仕事がめんどくさいからなどの理由ではありません。
そのように理由で転職しようと考えている方はもう一度理由を考え直してみましょう。

逆に確固たる理由がある方は新卒1年目だろうが転職してしまって構わないと思います。
心に迷いを抱えたまま仕事を継続することは、自分にとっても勤めている会社にとっても良い状態ではありません。

転職先の会社を決めてから辞めるなど、しっかりとリスクヘッジしてから辞めることをおすすめします。

  • この記事を書いた人

Hiroki

都立大(首都大)→株式会社バイオフィリア D2CスタートアップでSEOメディアとweb広告運用してます。 webマーケティングの知識経験を発信中。

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