今回は無給で長期インターンをするべきでない理由について解説していきます。
実際に筆者自身も無給の長期インターンに参加して、少し大変な思いもしたので、経験を交えて対策などお話ししていきたいと思います。
無給の長期インターンとは
長期インターンとは企業にインターン生として、学生が働くことを言い、社員と同等の扱いを受け、なかには社員以上に責任のある仕事を任されることもあります。
本来ならば、時給や成果報酬で給料をいただくことがほとんどですが、たまにその給料がもらえない無給の長期インターンが存在します。
労働の対価として給料をもらうのは当然のことだと思いますが、無給の長期インターンを実施している企業は「内定を与えるから」「経験や実績になるから」といった理由で無給にしているようです。
無給で長期インターンをするべきではない理由
①法律的に怪しい
長期インターンの中で学生が労働者のような働きをしているにも関わらず、無給であることは法律的にかなり怪しいです。
簡単にいうと会社の本来の業務(短期インターンなどの体験が目的でははい業務)や、会社のよって時間が拘束されることがあると労働者とみなすようです。
また、成果報酬制度で働いている場合でも、最低賃金を下回ると法律的に怪しいみたいです。
②お金がなければ続けられない
学生は収入源がありませんので、収入が入ってこない無給の長期インターンを長い間続けることは困難になります。
実際、無給の長期インターンに参加していた際、交通費や昼飯代などで毎日お金はなくなっていくにも関わらず、収入が無いという状況ですので、かなり精神的にキツかったです。
学生なので、長期インターン以外にも遊んだり、ご飯に行ったりしたいでしょうから、そのためのお金が無いとなるとかなり厳しいですよね。
③お金をもらう責任を感じることができない
無給だと自分がなんのために働いているのか実感することができず、責任を感じることができません。
適当に仕事しても、無給だしという感情が入ってしまいます。
これだと会社で長期インターンの目的である、スキルや経験が身に付かず、長期インターンをする意味がなくなってしまいます。
ある程度の責任や重圧の元で仕事をした方が成長にも繋がります。
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無給の長期インターンの対策
しっかりと募集要項を確認する
無給の長期インターンに参加しないためにも、募集要項や求人をしっかりと確認しましょう。
逆に募集要項や求人、面接の時に給料面に対して、詳細な説明がない企業は怪しいです。
ブラック企業の可能性もありますので注意しましょう。
補修要項やWebサイトの雰囲気を確認し、自分にあった長期インターン先を見つけてみてください。
すぐに辞める
もし、無給の長期インターン先に意図せず入ってしまった場合はどのように振る舞えば良いのでしょうか。
「すぐに辞めること」を強くお勧めします。
理由は以上に述べた通りで、長く続けていても、自分の時間とお金を消費し続けるだけです。
すぐに退職し、他の企業を探しましょう。
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無給の長期インターンには参加しないほうが良い
無給で長期インターンとして働くのは法律的にも問題がありますし、学生にもメリットがほとんどありません。
今、無給の長期インターンで消耗している学生は思い切って辞めることをお勧めします。
また、このような長期インターンに参加しないためにも、募集要項をしっかり確認し、会社の雰囲気を確認することをお勧めします。
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