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当たるweb広告クリエイティブを作る方法を現役マーケターが解説

web広告クリエイティブ

この記事では、web広告で最も重要な「クリエイティブ」について解説しています。

web広告のクリエイティブは、王道の型を使えば作るのは簡単です。
しかし「当たるクリエイティブ」を作るには、さらなるステップが重要になってきます。

記事後半には現役マーケターが作り方のポイントを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

web広告のクリエイティブとは

web広告業界

web広告でいう「クリエイティブ」は、広告用のバナー・テキスト・動画といった制作物の総称です。

ユーザーの目に触れる一番大事な部分、と言っても過言ではありません。

web広告の成果は、配信されるクリエイティブの品質に大きく左右されます。

web広告のクリエイティブの重要性

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運用しながら改善していくweb広告では、クリエイティブの品質を高めて訴求力を上げることが重要です。

商品・サービスに合うユーザー層へ配信できたとしても、広告に訴求力がなければ成果は上がりません。

広告のクリエイティブが良ければ、その分クリック数・成約数も伸びていきます。

つまりクリエイティブの品質によって、web広告の効果はほぼ全て決まってしまうのです。

web広告のクリエイティブの最近の傾向

次にクリエイティブの最近の傾向についておさえておきましょう。

  • AIによる自動化
  • UGCを取り入れたクリエイティブ

AIによる自動化

最近ではAIがテキストや資料を自動認識して作成するものも登場しています。

動画広告はまだ難しいですが、広告バナーやコピーなどの素材なら自動作成も可能です。

もともとAIは創造的な作業が苦手ですが、最近の技術の発達でどんどん新しいスキルが生まれています。

AIツールは、今後一緒にクリエイティブを作る存在として必要不可欠なものになるでしょう。

AI×クリエイティブの事例については、電通の「データドリブン・クリエーティブ・センター」もぜひ参考にしてください。

UGCを取り入れたクリエイティブ

UGCとは「ユーザーが作ったコンテンツ(User Generated Contents)」のことです。

最近のユーザーはSNSなどで口コミをチェックしてから商品を購入する傾向があります。

それに伴い、web広告も商品メリットの紹介よりUGCを重視するものが増えているのです。

今のユーザーに刺さるクリエイティブを作るには、UGCの活用が大きな鍵となってきます。

web広告のクリエイティブの構成例

web広告

web広告のクリエイティブには、おおまかな型が存在します。
クリエイティブ初心者なら、まずはこの型に沿って作成してみましょう。

  • ターゲット絞り込み型
  • リアルイメージ型
  • 変化型
  • 比較型
  • 指摘型

ターゲット絞り込み型

年齢・性別とそのユーザー特有の悩みをクリエイティブに入れて『自分ごと化』させます。

マッチングアプリの広告なら「20代・女性・タイプの男性に出会えない」といった感じです。

リアルイメージ型

具体的な数字を使って、ユーザーに商品を購入した後をはっきりイメージさせます。

「1日100円で痩せ体質を目指せる!」などの広告コピーはリアルイメージ型です。

変化型

広告したい商品の使用前と使用後を比較して、効果をイメージしやすくします。

ダイエット系商品や学習塾の広告などで使われることが多いです。

比較型

他社の商品と比べてどんな利点(ベネフィット)があるのかを伝えます。

他社よりも魅力的にみせる資料やキャッチコピーを使い、自社商品の良さを引き立てる型です。

指摘型

ユーザーのコンプレックスや悩みを指摘して商品へ興味を持たせます。

ユーザーによっては不快に思う人もいますが、商品の印象を残しやすいのがメリットです。

web広告のクリエイティブの作り方

ASP

次に現役マーケターから見たクリエイティブを作るときのポイントを紹介します。

  • たくさんクリエイティブを見る
  • メリットではなくベネフィットで訴求する
  • LPとクリエイティブが大きく違わないようにする
  • とにかくPDCAを回す

たくさんクリエイティブを見る

良いクリエイティブを作るには、まず世の中のいろんなクリエイティブを見て学びましょう。

最初はとにかくたくさん見てパターンや作り方をインプットすることが大切です。

題材になる商品が決まっている場合は、いろんな競合のクリエイティブを見るのもおすすめですよ。

インプットができてきたら、先に紹介した構成例を用いて実際に作ってみてください。

メリットではなくベネフィットで訴求する

広告のクリエイティブでは、商品のメリットではなくベネフィットで訴求しましょう。

メリットとベネフィットの違いはこんな感じです。

商品 メリット ベネフィット
UVカット化粧下地 化粧下地だけで日焼け止め効果がある 二度塗りがなくて楽・時短になる
ダイエットサプリ 1日1錠で脂肪の燃焼率を上げる 1日1回飲むだけで楽に痩せられる

メリットは「商品の特徴」、ベネフィットは「ユーザーが得られる利益」を指します。

ベネフィットで訴求することで、よりユーザーの想像をふくらませて購入につなげやすくなりますよ。

LPとクリエイティブが大きく違わないようにする

広告クリックから購入までスムーズに誘導するには、LPとクリエイティブで統一感を出すのが大切です。

LPとクリエイティブで訴求内容や広告の印象が違うと、せっかく訪れたユーザーを不安にさせてしまいます。

なんとなく違和感があると、詳しく読まずに離脱するユーザーも多いです。

なるべく同じクリエイティブを使用して、雰囲気なども揃えたLPを作成するといいでしょう。

とにかくPDCAを回す

web広告のクリエイティブを改善するには、ひたすらPDCAを回し続けることが重要です。

広告効果を分析してくれるツールを使えば、効果的なコピーや画像をピックアップしてくれます。

ユーザーの動きから分析した「勝ちクリエイティブ」をまとめれば、より訴求力の高いクリエイティブを作れますよ。

web広告を出すメリット

ブログ平均収益

web広告は少額から出稿可能でデータを見ながら分析できるなど、ビジネスを伸ばす上でやれることが多く、メリットが多いです。
詳しくは以下をご覧ください。

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コツを掴んで当たるweb広告クリエイティブを作ろう

web広告のクリエイティブは、運用中もずっと改善していけます。

最初に想定した効果が出なくても、PDCAを回して次の案を出していくことが大切です。

分析ツールやAIツールをうまく利用して、より効果の高いweb広告作りを目指してみてください。

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  • この記事を書いた人

Hiroki

都立大(首都大)→株式会社バイオフィリア D2CスタートアップでSEOメディアとweb広告運用してます。 webマーケティングの知識経験を発信中。

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